日傘を使っているとなんとなく薄汚れてきたと思ったらお手入れをしましょう。
特にシーズン終了のときにはお手入れをしておけば来年も気持ちよく使えますよ。
日傘の汚れ落としの方法と正しい洗い方をご紹介します。
日傘の手入れ基本的な方法
夏が過ぎると、だんだん出番が少なくなっていく日傘。
お気に入りの日傘なら、来年もキレイに気持ちよく使いたいですよね。
そうするためには、その日傘に可能なお手入れをできる限りしてあげてからしまうことが大切です。
綿や麻などの洗える素材のものは手洗いが可能ですので、しまう前に洗ってあげましょう。
シルク製や細かい装飾が施されてあるものはほとんど水洗いができませんので、メーカーの注意書きに従ったお手入れをする必要があります。
手がよく触れる部分で手垢や汗汚れが付いている柄の部分もキレイに拭き取ってあげることを忘れないようにしましょう。
日傘の汚れ落としの方法
まずは、日傘の内側に付いている取扱表示を見て素材と水洗いが可能かどうかを確認しましょう。
水洗い可能な日傘の汚れ落とし
★日傘専用で綿や麻が素材のもの
中性洗剤(色柄ものであれば、おしゃれ着用洗剤)とスポンジを使って汚れを落とす。
★晴雨兼用のもの(防水加工がされてあるもの)
中性洗剤を含ませたスポンジで優しく撫でるように汚れを落とす。
※強く擦ると、防水加工のために傘の表面に吹き付けてあるものが取れて、防水効果が落ちるので注意。
水洗いができない日傘の汚れ落とし
水洗いができないタイプの日傘は、水洗いをすることで縮みを起こす恐れがあります。
汚れが付いた部分は可能な限りブラッシングで落とすようにしましょう。
生地に染みついてどうしても取れない汚れや、縮みやすいレース部分の汚れがなかなか落ちない場合は、無理をせず専門の業者へお願いすることをおすすめします。
日傘の正しい洗い方
また来年もお気に入りの日傘を使えるよう、正しく洗って保管しましょう。
- 傘を開いて、表面についている埃などを柔らかいブラシで予め取っておきます。
- バケツに水と中性洗剤(又はおしゃれ着用洗剤)を入れたものを、スポンジに含ませて軽く叩くように洗う。
※綿や麻は摩擦によって毛羽立ちやすい素材なので、擦らないように注意しましょう。 - シャワーを使って十分に洗剤を洗い流す。
- 洗い終えた日傘を広げて、柄や骨の部分に付いている水滴をよく拭き取ってから日陰で完全に乾かします。※洗い立ての日傘を直射日光に長時間当てるとシミができてしまうことがあります。
- 素材により、可能であれば防水スプレーをかけて仕上げる。そうすると翌シーズンの汚れが付きにくくなります。
※日傘の生地を完全に乾かさずにたたんでしまうとカビの原因になります。
まとめ
日傘はしっかりお手入れをしてから保管すれば、来年もまたキレイな状態で気持ちよく使えます。
お手入れの方法は生地の素材によりますので、必ず取扱表示を見て確認しましょう。
汚れ落としや水洗いは、生地を傷つけたり毛羽立たせたりしないために、「正しい方法」と「優しく」の2つを守って行ないましょう。
家庭での水洗いができない繊細な素材やデザインの凝ったものは、無理をせずに専門の業者へお願いしましょう。