今年初めて扇子デビューをしてみたら、けっこう使い勝手が良くて、友達にもほめてもらえたので、これからも使っていこうと思っています。
たけど、扇子って普段のお手入れは必要なのかな?どうやってすればいいのかな?
わからないことだらけだったので、調べてみました。
扇子のお手入れをやってみました
私が今年買った扇子は小ぶりの布の扇子です。
まず扇子の骨の部分を濡らしたハンカチでていねいに拭きました。
この時、洗剤は使わなくても大丈夫です。ぬるま湯でていねいに拭けば、十分に汚れが落ちます。
布の部分ですが、ここはいきなり濡れたもので拭くのはやめておきました。
もし色落ちしたら嫌だなと思ったからです。
布の部分は先に洋服ブラシで汚れを落としてみました。
ここで落ち切れない汚れがあったら、水気を固く絞ったおしぼりなどで、ていねいにたたくようにして落としてみましう。
お手入れが終わったら、扇子を広げた状態にして、完全に乾くまで放置しておきます。
乾かないうちにしまいこんじゃうとカビが生える原因となります。
もしお使いの扇子が本物の白檀扇子ならば、お手入れ方法が変わってきます。
白檀扇子の持ち手のところが手垢まみれになっているので、その手垢を取り除きます。
方法として目の細かいヤスリを使います。
紙やすりで手垢の部分をこすっていきます。
そうすると汚れが取れて、弱っていた白檀の香りまで復活します。
くれぐれも削り過ぎには注意してくださいね。
扇子の香りを復活させる方法
扇子の使い始めはいい香りがついていたのに、使っているうちに段々と香りが薄れてしまいます。
そんな時には、香りを復活させてみましょう。
扇子用のフレグランスという専用のモノも売られていますが、普段使っている香水や、アロマオイルでも大丈夫です。
お気に入りの香りをまず空中にスプレーします。
その中を扇子をくぐらせてみましょう。
直接扇子にかけてしまうと、香りが強すぎたり、しみになることがあるので注意してください。
微かに香るくらいがちょうどいいので、香りがきつくなり過ぎないようにしましょう。
扇子のしまい方長持ちさせる保管方法
夏の終わりにはお気に入りの扇子をきれいにしてから保管しておきましょう。
そうすれば来年も使うことができます。
その時に注意しておきたいことは、汚れはちゃんと落とすことです。
汚れたままにしておくとしみになったり、カビが生えたりします。
また汚れを落とした後は、完全に乾かしてからしまうようにしましょう。
完全に乾いたらていねいに閉じて、帯をつけておくと扇子の形も崩れることがありません。
そのまま風通しの良い所に保管しておいてください。
まとめ
夏に大活躍の扇子は、きちんとお手入れしておけば翌年も使うことができます。
汚れ落としは慎重にていねいにしましょう。
そして汚れをきれいに落とせた後は、しっかりと乾燥させてから保管するようにしましょう。