おせち料理は一見すると煮物や酢の物が目にとまるので、子供ウケはあまりよくありません。
でも日本人に生まれたからには、ちゃんとした日本のお正月を教えたいですよね。
無理強いしておせち嫌いになってしまっても困るので、子供たちも食べやすいであろう洋風おせちを用意しておくと、子供たちのおせちに対するハードルも低くなるでしょう。
どれも簡単にできるものなので、伝統おせちにプラスして食卓に並べてみてください。
目次
おせち料理簡単にできる子供用料理を用意しておく
自分の小さかったときのことを考えてみても、おせち料理って地味な感じであまり美味しいと思ったことがありませんでした。
ただ一つ大好きだったのが栗きんとんです。
もともと栗が大好きなので、お正月のごちそうといえば栗きんとんと私の頭には刷り込まれています。
年齢があがるにつれて、他のおせち料理も美味しいと思うようになったので、結婚してからは全部ではないのですが、できる範囲で手作りおせちを作ってきました。
そして子供を持つ身になって、自分がそうであったように子供たちもおせちにあまり興味を持っていません。
せっかくのお正月の食卓がそれでは悲しくなっちゃうので、子供が喜びそうな洋風おせちを用意することにしました。
といっても特別なものではなく、普段のおかずが特別に見える工夫をしたのです。
子供たちはその特別に見える洋風おせちを見て「すご~~い!」って言ってくれました。作戦大成功です。
おせちで簡単に手作りするにはアレをフル活用
洋風おせちのメイン料理に選んだのはミートローフです。
ミートローフなら材料を混ぜて型にいれて、オーブンまたはレンジに入れるだけですよね。
とっても簡単なのに見栄えがいいので、めちゃくちゃごちそうに見えます。
ミートローフ
材料(5人分)
合挽き肉 300g
玉ねぎ 1/2個
卵 1個
パン粉 カップ1/2
牛乳 カップ1/2
ミックスベジタブル 100g
塩
こしょう
ケチャップ
ウスターソース
作り方
- 玉ねぎはみじん切りにして軽く炒める
- 1が冷めたら合挽き肉・卵・パン粉・牛乳・ミックスベジタブル・塩・こしょうを加えてよく混ぜる
- 型に2を敷き詰めて200度に熱したオーブンで40分焼く
- 焼けたら粗熱が取れるまでそのまま冷ます
- 粗熱が取れたら型からとりだし、型に残っている肉汁を小鍋に移す
- 5にウスターソース、ケチャップを合わせて塩こしょうで味を整えてソースを作る
ミートローフはちょっと冷ましてから切ったほうが崩れにくいです。
ミックスベジタブルを入れているので、とてもカラフルなミートローフに仕上がります。
付け合せは粉ふきいもや茹でたブロッコリーにすると彩りたもっときれいになります。
おせち料理を作る時には、コンロはフル活用しているので、オーブンまたは電子レンジでできてしまうミートローフは本当に便利なレシピですよ。
おせち簡単にできる洋風のあれこれ
おせちのオードブルも盛りつけ方しだいで、洋風おせちに変身させることができます。
ちょっとした工夫なのですが、目先が変わるので同じ食材なのに子供も抵抗なくお箸を伸ばしてくれますよ。
かまぼこツナサラダ
材料(4人分)
かまぼこ 2本
ツナ缶 1個
玉ねぎ 1/4個
マヨネーズ
塩
こしょう
作り方
- 玉ねぎをみじん切りにして水にさらす
- 1の水気をよく切ってツナ缶・マヨネーズ・塩こしょうと混ぜ合わせる
- かまぼこを1cm厚さにきり、真ん中に切り込みを入れる
- かまぼこの切り込み部分に2のつなをはさむ
子供たちの大好きなツナサラダとかまぼこのコラボです。
かまぼこは紅白の2色を用意すると華やかになりますね。
カナッペ黒豆のせ
材料(4人分)
クラッカー 8枚
黒豆 8粒
クリームチーズ 80g
作り方
- クラッカーにクリームチーズを塗って、黒豆を飾る
クラッカーにつられて黒豆もペロッと食べてくれるレシピです。
他にもいくらをのせたり、スモークサーモンをのせたりとバリエーションをつけることができますよね。
まとめ
おせち料理は家族全員が揃って一年のしあわせを願って食べる日本のお正月料理です。
子供たちにはその意味がまだ十分理解できないかもしれませんが、おとなになった時に「小さい時に食べたな」と思い出してもらえるような心に残るお正月の食卓を作ってみてください。