昔は結婚するとなれば、まずは仲人さんを立てるのが一般的でした。
でも最近は仲人を立てないで簡略的に結納を行う人が増えています。
仲人を立てない時にどういった方法があるのか、お食事会を成功させるポイントをまとめてみました。
仲人を立てない結納は非常識なの?
時代の流れとともに結婚式のスタイルに関しても、昔とは違う方法で行う人が増えました。
特に顕著なのが海外挙式ですが、海外で挙式するとなれば参列者も限られてきますよね。
また渡航費などのお金がかかるので、他の部分でなるべく予算を切り詰めようと、結納を簡単にしたり、日本での披露宴を披露パーティーぐらいのカジュアルなものにしたりと工夫します。
そうなると仲人さんも立てないことになるので、年配の方からすれば「仲人を立てない結婚なんて…」と思うかもしれませんが、大切な事は結婚式をあげる花婿花嫁さんの気持ちと、ご両家のご家族の気持ちです。
当事者が納得するスタイルならば、それがベストのウェディングプランになります。
仲人を立てない結納の方法
まず仲人を立てないとなれば、結納の段取りを決めておかなければなりません。
段取りを組む前に花婿さん側から花嫁さん側に、結納の意向を伝えて双方の意見をまとめていくと円満に事が運びます。
花婿さんが結納をするのかしないのかの意思を、はっきりと花嫁さんに伝えるところから始めましょう。
また地方によって習慣が異なりますので、両家の考えを尊重しながら話をまとめていきます。
簡単にすませましょうと抽象的な表現ではなく、具体的になにをどれくらいまでするのかを決めていきます。
決める事柄は次の5つです。
- いつするのか
- どこでするのか
- 結納品の品目
- 当日の費用分担
- 当日の服装
特に費用分担は曖昧にしておかずに、話し合いで決めておきましょう。
仲人を立てない時は食事会が大事です。
仲人を立てないで結納もしないとなれば、お食事会の出番です。
花婿さんと花嫁さんのご両家の顔合わせの大切な場となりますので、できるだけプライバシーの保てる場所がいいですね。
個室のあるレストランや料亭を選ぶようにしましょう。
またお食事会の時には、服装の打ち合わせだけはしておきましょう。
片方がカジュアルな装い、片方がフォーマルな装いでは、バランスが悪いですからね。
参加者全員が和やかに過ごせるように、食事時間にもゆとりを持ってプランを立てるといいですね。
まとめ
仲人を立てない結納は、結婚する当人の意思を尊重して、どの程度までをするのかを明確にしておくことが大切です。
その時にリードするのは花婿さん側です。
双方のご家族にも納得していただいた上で、略式の結納を交わすのか、結納もなしにしてまうのか決めていきましょう。
結納をかわさない場合は、お食事会がポイントとなります。
和やかなお食事会を演出できるように、場所選びや服装の打ち合わせをしておきましょう。