4歳になる息子にピアノを習わせようかと思います。
子供にピアノが与える効果を考えると小さい頃から習わせることに意味があると思いました。
私が子供にピアノを教えてあげたら子供は独学できるのかな?それでも上達するのか?
気になる点をまとめてみました。
4歳の男の子でもピアノは習える?
4歳の男の子でももちろんピアノを習うことはできます。
個人差はありますが、手の大きさも4歳くらいになるとピアノを弾くことが可能ですので、習い始めるのにもちょうど良いタイミングとも言えます。
特に今まで本人に音楽を聴くことやピアノの音を好む様子が見られるようであれば、ピアノを楽しく習うことができ、早く上達できる可能性もあります。
ピアノは女の子の習い事のイメージがありますが、昔に比べると今ではピアノを習う男の子も増えています。
子供がピアノから得られる効果って?
ピアノを習うことで得られる効果としては、「絶対音感」を身に付けさせることができること。
そして、演奏することによって感性を高める効果もあります。
また、ピアノは脳の白質と呼ばれる脂肪質の組織を増やす効果があるとも言われています。
白質は脳細胞の情報処理と情報伝達を行なうニューロンの結合部分を覆っている組織で、子どもの頃からピアノを学ぶとこの白質の密度が高くなるというデータもあります。
白質の密度は神経伝達のスピードにも深く関わっていて、白質の密度が高いと理解や判断をスムーズに行なうことができます。
よって、ピアノを習うことによって他の分野への学習能力も高める効果が期待されます。
子供はピアノを独学できるの?
実をいうと、ピアノは初めのうちは独学が良いと言われています。
すぐにピアノ教室へ通わせたところ、嫌いになってしまったというケースが少なくないのです。
ピアノ教室では、生徒の上達によって課題曲がどんどんレベルアップしていきます。
どうレベルアップさせていくかは講師の判断になりますので、それを求めていない子どもにとっては大きなプレッシャーになって嫌いになってしまうのです。
ピアノに興味を持ち始めたら、まずは鍵盤に触れさせて音を楽しませてあげましょう。
どの鍵盤がどのような音を持っているのか覚え始めると、自分が知っているメロディーを何となく弾いてみようとしたり、だんだん変化が現れてくることもあります。
独学はピアノとの接触が慣れるまででもOKですし、お母さんが譜面の読み方を教えられるのであればそのまましばらく継続しても良いでしょう。
楽しみを奪わないため、そして、ピアノ教室へ通う前のウォーミングアップのためにも独学からのスタートがおすすめです。
高いお月謝を払っていたのに続かなかったという結果は、どんな習い事でも子ども自身のニーズに合わなければ起きてしまうものです。
独学中に本人のピアノへの興味や執着度も見えてきますので、本格的に教室へ通わせるべきか判断ができれば、お金も時間も無駄にはならないです。
まとめ
4歳の男の子はピアノを習うことはできますが、ピアノ教室へ通わせる前に、ピアノに触れさせて自由に音を楽しむ期間を設けると良いです。
ピアノを習うことで、絶対音感や感性だけではなく、脳の白質の密度を高めて学習能力を上げる効果が期待されます。
ピアノ教室へ通わせる前に、本人がどれほど音やピアノに興味があるのかをよく見極めましょう。
「好きこそものの上手なれ」です。
ピアノを嫌いになってしまわないよう、本人のペースを大切にしてくれるピアノ教室を選びましょう。