日焼け止めをちゃんと塗ろうと決めたけれど、どの順番で塗ったらいいのか?
いざとなると迷ってしまいますよね。
日焼け止めと化粧下地はどっちが先?
化粧下地に日焼け止めが入っていても日焼け止めを塗った方がいい?
そんな疑問について調べてみました。
日焼け止めの塗る順番は?
① 日焼け止めを顔に塗る前に、まず基礎化粧品で肌を整えましょう。
※特にノンケミカルの日焼け止めをそのまま肌に塗ってしまうと乾燥しやすくなりますので、塗る前に肌にたっぷりと水分を与えて保湿を行なってください。
② 肌を整えたら、日焼け止めを手に適量のせて、少しずつ取りながら顔に乗せていきます。
※手のひらに日焼け止めを伸ばしてから顔全体に擦り付けるような塗り方をすると、手の方に先に馴染んでしまって顔に十分な量を塗れなくなってしまいますので、かならず指先を使って少しずつ顔に乗せていきましょう。
③ 額・鼻・頬・顎に乗せ終わったら、外側へ向けて優しく伸ばしていきましょう。
④ 顔全体に伸ばし終えたら、両手で優しく顔全体を押さえながら馴染ませます。
※均等に馴染ませることができるだけでなく、白浮きを解消することもできます。
日焼け止めと化粧下地の両方を塗るパターン
日焼け止めと化粧したいの両方を塗るのであれば、紫外線防止成分は日焼け止めに配合されているので、化粧下地に紫外線防止効果が無くても大丈夫です。
化粧下地に紫外線防止効果があれば、化粧下地だけでもOKというわけです。
日焼け止めは化粧下地としても使えるので、どちらにも紫外線防止効果があるのであれば、どちらか1つを塗っておけば良いとも言えます。
両方とも塗ることによってより効果を得られる場合もあるのですが、重ね塗りをし過ぎれば肌に負担をかけてしまうことになるということも覚えておきましょう。
紫外線量は季節によって変化します。
特に3月の天気が良い日~10月初旬にかけては紫外線量が多いので、紫外線防止対策はSPF値が高い日焼け止めにするというかんじで、季節によって日焼け止めの方の強度を調整しましょう。
日焼け止めと化粧下地はどっちが先?
どちらを先に塗らなければならないという決まりはありませんが、基本的には日焼け止めを先に塗ることがおすすめです。
紫外線から肌を守ることを第一の目的とするならば、日焼け止めを顔全体に均一にムラ無く塗ることが重要だからです。
化粧下地を先に塗ってから日焼け止めを塗ると、化粧下地のタイプや肌の上での状態によっては日焼け止めがヨレてムラになってしまう場合があります。
また、化粧下地はメイクのりを良くするためのアイテムですので、ファンデーションをしっかり密着させるためにはファンデーションを塗る直前に塗ることがベストです。
ただし、肌にサラサラ感を与えるためのパウダーが配合されている日焼け止めの場合は化粧下地を上に塗るとパウダーと化粧下地が混ざってヨレを起こすことになります。
日焼け止めの多くはリキッドタイプやジェルタイプですが、それ以外のタイプの日焼け止めであれば化粧下地の後に塗った方が良い場合がありますので、タイプによって順番を変えましょう。
まとめ
紫外線防止効果をしっかり得られるためには、日焼け止めを顔全体に均一にムラなく伸ばすことが大切です。
日焼け止めと化粧下地の両方使いはより紫外線防止効果を上げることができるが、重ね塗りをし過ぎると肌に負担がかかるというマイナス点があります。
両方使いの場合は、紫外線量の多い季節には日焼け止めの強度を調整しましょう。
日焼け止めは肌にムラなく伸ばすことが大切なので、なるべく化粧下地よりも先に塗りましょう。