冬にかぎらず年中、足の冷えに悩んでいる女性は多いです。
特にオフィスワークをしているワーママは、座りっぱなしという姿勢のために、体全体の血行が悪くなり、足先手先への血液循環が滞ります。
それに加えてエアコンの影響もあって、よりいっそう冷えが深刻化している人もいますよね。
そんな時に、簡単に足の冷えを改善する方法を知っていたら、すぐに実践できるのでいくぶん症状がましになります。
足の冷え解消法効果があるのは?
ずっとオフィスで座りっぱなしで仕事をしていると、足元の冷えが気になって仕事に集中できないっていうことはありませんか?
足の冷えがひどくなると痛みも伴いますよね。
軽くさすったでけでは、全然解消されない足の冷えを、最も効率よく解消する方法をこっそりとデスクの下でやっておけば一日の終りの疲れ具合もずいぶん違っています。
家に帰ってから家事に育児にと大忙しのワーママなので、できるだけ疲れを持ち帰りたくないですよね。
冷えているということは、血行が悪くなって血液循環がうまくいっていないということです。
足先の冷えを取るために、靴下を重ね履きしたりすることも効果はありますが、それよりももっと効果的なことは、身体のいちばん太い血管を温めることです。
そうすれば効率よく血行を促進することができます。
どこにその太い血管があるのでしょうか?
わかりやすいのは3つの首とつく部分です。手首・足首・首の3つですね。この部分に人間の太い血管が走っています。
よく私の祖母が「女の子は首ってつくところを冷やしたらあかんよ。」って言ってました。
この言葉にはちゃんと理があったのですね。
それぞれの場所を局所的に温めるものとしては、リストウォーマー、レッグウォーマー、ネックウォーマーなどがあります。
オフィスでも使える冷え取りグッズ
座りっぱなしの状態で下半身の冷えを取る方法としては、足元ヒーターなどが使えればいいのですが、もっと手軽な方法としては、ひざ掛けに使い捨てカイロを貼り付ける方法をおすすめします。
直接足に当たらないようにひざ掛けを折りたたんだ中に使い捨てカイロを貼っておきます。
それを膝に乗せているとまるでこたつに入っているかのような温かさです。
使い捨てカイロ入りのひざ掛けで太ももを温めていると下半身がぬくぬくしてきます。
また手首が冷たいなと思ったら、ひざ掛けの上に手首を置くだけで、カイロの温もりが伝わってきます。
足の冷えに効くツボをこっそり押してみる
足の冷えのツボを押すときには、力任せに押すのではなくて、痛気持ちいいと感じるくらいの力で5~10秒ほど押しましょう。
足の冷えに効くツボとして有名な場所が三陰交(さんいんこう)です。
ツボの場所は、内くるぶしから、指4本分上に上がったところの骨のきわにあります。
ツボの押し方は、親指を使って骨に沿うようにしながら、下から上に押し上げるように押してください。
身体が冷えている時には、じんじんするかもしれません。
女性にとって万能なツボなので、生理痛、生理不順、更年期の症状など婦人科系特有の症状にも効果を発揮します。
オフィスで仕事をしながら押せるツボは、合谷(ごうこく)です。
ツボの場所は、親指と人差し指の骨がぶつかるところのちょっと人差し指よりにあります。
反対の手の親指でぐっと押すと、へこんでいるところがありますよね。
ツボの押し方は、親指を人差し指の付け根の骨の下にもぐりこませるようなつもりで指圧してみましょう。
合谷(ごうこく)のツボは、万能のツボと言われています。
肩こり、お腹の調子、頭の疲れそして手足の冷えなどの改善にも効果が期待できます。
まとめ
オフィスワークにつきものの足の冷えを解消する方法は、首とつく場所にある太い血管を温めることがいちばん効果的です。
また普段膝の上においているひざ掛けに使い捨てカイロを忍ばせておくと、簡易こたつになるので下半身全体が温まります。
また冷えに効くツボを押してみることもおすすめです。
手にあるツボなら仕事中でも押せますよね。仕事の疲れをできるだけ軽減させて、家事と育児を楽しめるようにしましょう。