頭痛に食べ物がもたらす効果頭痛を和らげる食べ物と良くない食べ物

頭痛食べ物効果

頭痛だからといってすぐに薬に頼らずに、できるだけ自然な方法で治したいと思ったら食生活を見直してみてはいかがでしょうか?

食と健康との間には密接な関係があるので、もちろん頭痛に食べ物の効果も期待できます。

頭痛を和らげる食べ物とこれはやめておいたほうがいい頭痛に良くない食べ物について調べてみました。

頭痛に食べ物が効果あると言われる根拠

私たちが頭痛を和らげるためにまず手を伸ばすのは頭痛薬で
しょう。

しかし、頭痛薬も連続して服用することは身体に負担となるためおすすめできません。

実をいうと、食べ物の中には頭痛を和らげる効果があるものもあります。

頭痛の主な原因は、血行不良による肩凝りやストレスが挙げられるのですが、栄養不足も頭痛を起こす原因の一つなのです。

偏った食生活による栄養不足からホルモンバランスを崩れると私たちの身体には様々な悪影響が出て、頭痛もそのうちの一つです。

それ故に、食べ物が頭痛を解消する効果があると言えるのです。

頭痛を起こしてしまうような食生活になっていないか見直してみましょう。

頭痛を和らげる食べ物を積極的に食べましょう

頭痛を和らげる効果のある食べ物を積極的に摂ることで、頭痛を解消・予防することが期待できます。

★ビタミンB2

大豆、卵、レバー、乳製品などに多く含まれています。
片頭痛の予防に効果が期待できるビタミンです。片頭痛の大きな原因の1つに、細胞内のミトコンドリアの働きが悪く、細胞内のエネルギー生産が上手くいっていないことが挙げられます。ビタミンB2には、それを助けてくれる作用があります。

★ビタミンE

油、ナッツ類、魚卵などに多く含まれています。
血行を促進し、頭痛を軽くしてくれる効果が期待できます。

★マグネシウム

海藻類、バナナ、大豆製品、ナッツ類、魚介類に多く含まれます。
血管の収縮を抑える作用があるので、脳内の血管の収縮による神経への刺激を抑えることにより、頭痛を軽減させる効果が期待できます。

★カフェイン

コーヒー、緑茶、紅茶などに含まれます。
血管拡張型の頭痛には、血管を収縮させる作用のあるカフェイン飲料を飲むことで頭痛を軽減させる効果が期待できます。ただし、飲み過ぎると血管収縮型の頭痛へ移行する可能性もあるので、飲み過ぎには注意しましょう。1日1~3杯程度でおさえておきましょう。

頭痛に良くない食べ物に共通すること

食べると頭痛を悪化させる食べ物に共通することは、やはり嗜好的なものや既製の食品であるということです。

残念ながら、お酒やスナックのように美味しくてついつい後をひいてしまうような物が多いので注意しましょう。

★ポリフェノール

赤ワインや、ブドウ・ベリー系のジュースに多く含まれています。
ポリフェノールは女性にとっては美容効果も期待できるものなのですが、血管拡張効果を持つため、血管拡張型の頭痛には大敵になります。

★グルタミン酸ナトリウム

簡単に言えば「うま味調味料」のことです。多くのスナック類やインスタント食品に使われています。家庭料理で使うこともしばしば。食べ物をさらに美味しくしてくれる調味料なのですが、血管拡張効果があるため頭痛を悪化させてしまうのです。

★チラミン

チョコレート、チーズなどに多く含まれています。
チラミンには血管を収縮させる効果があるので、血管拡張型の頭痛には良いように思えますが、このチラミンの効果が切れるその反動による血管の拡張で頭痛が再び起こされてしまいます。

まとめ

辛い頭痛は食生活によって解消・予防できたり、その逆に悪化させてしまうこともあります。

頭痛薬には即効性がありますが、効能が切れてしまえばまた頭痛が起きることの繰り返しになります。

頭痛が起きる原因は外的な影響もありますが、私たちが普段よく食べるものから影響があるということもよく意識しておくべきです。

食生活を見直し、頭痛を和らげる効果のあるものを積極的に摂る習慣を身に付けましょう。

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