梅雨時になるとなんか体がだるいし、重い。ジメジメとした空気の中で、体の不調を訴える人がいます。
その中でも足のむくみがひどくて困っている人が、女性を中心にたくさんいます。
なぜ梅雨になるとむくむのかその原因と対策を調べてみました。
梅雨時に体がむくむ原因はなに?
いつもは気にならないのに梅雨時期になると足のむくみがひどくて…という方の場合、むくみの原因は気候が関係しています。
梅雨の時期は一年を通して一番湿度の高い時期ですよね。
人間の体は60%以上水分で構成されています。
外から取り込んだ水分は、汗や尿として外に排出されるたり、皮膚の表面から蒸発することによって、バランスを保っています。
しかし梅雨の時期は空気に湿気がたくさん含まれているので、皮膚表面からの蒸発が遮られてしまいます。
結果として水分は体内に留まったままとなり、それがむくみとして現れてきます。
本当は外に排出されるべき水分なので、内側に溜まっていくことにより、老廃物の排出も上手く行かなくなるので、段々と足が太くなっていったりと、何もいいことがありません。
なので、梅雨の時期は足がむくむ前に、そのむくみの原因をしっかりと取り除いて上げることが大切です。
梅雨のむくみをこれでスッキリ解消
むくみを解消するには、マッサージが効果的です。
お風呂の中やお風呂あがりにふくらはぎをマッサージしましょう。
やり方は簡単です。
ふくらはぎの後ろ側を足首から膝裏にかけて、さすっていきます。
下に溜まっているリンパを上に流すような感じにしてください。
しっかりとさすりあげたら、膝裏のくぼみを両手の親指でぐっと押します。
またマッサージと併用して、寝る時には、着圧ソックスを履くと寝ている間にむくみが解消されます。
私がいろいろと試した中で、一番効果があったなと思ったのがセシールの商品でした。
翌朝の足の細さに惚れぼれとしてしまうほど、効果のあったソックスです。
梅雨のむくみを回避する対策は?
むくみを回避するには、大きく分けて2つの方法があります。
物理的にむずかしい方法もありますが、できる範囲で対策を立ててみてください。
1部屋の湿度を下げる
むくみの原因は湿度が高い環境で、水分の排出サイクルが乱れることにありましたよね。
それなら湿度を下げて、排出がうまくいくようにしましょう。
2塩分の多い物を食べ過ぎない
塩分の多いものを食べるとどうしても水分を多くとってしまうので、その分体内に残りやすくなります。
水分を取り過ぎないような食事内容に変更していきましょう。
特に積極的に食べておきたいものは「カリウム」を含む食品です。
カリウムには、塩分を外に排出してくれる働きがあります。
具体的に言うとアボカド、パセリ、ほうれん草、モロヘイヤなどですね。
加熱するとカリウムが溶け出してしまうので、できれば加熱しない生の状態で食べるようにしてください。
まとめ
梅雨時はジメジメしているのでただでさえ不快な環境なのに、足がむくんでしまっては、余計に憂鬱な気分になります。
空調で湿気を調節したり、食事に気をつけることによって、むくみの原因を取り除くことができます。
またむくんでしまった時には、ふくらはぎをマッサージしたり、着圧ソックスをつかったりして、その日のうちにむくみを解消しておきましょう。