お中元は喪中の時どうする?お返しは必要なの?遅くなった時の対処法

お中元を贈る時には、贈る時期や贈る相手によって知っておきたいマナーがあります。

知らずに贈ると失礼に当たる場合もあるので、やってはいけないことを確認しておきましょう。

お中元を贈るのが遅くなった時あなたはどうしますか?

  

お中元は喪中の時に贈っていいの?

贈るお相手が喪中の時にはお中元を贈っていいかどうか迷いますよね。

喪中の時にお中元を贈ることはマナー違反ではありません。

普通と同じように贈って大丈夫です。

のし紙は水引が書かれていない無地のしに「お中元」と書きます。

百貨店やお店の人に「お送り先が喪中です。」と伝えれば対応してもらえます。

また宛名をなくなった故人宛にしないように気をつけましょう。

昨年の名簿を見ている場合、故人のお名前が名簿に載っていることがあるので、発送時には十分に注意してください。

お中元にお返しは必要なの?

もし思いかけない人からお中元を頂いたらどうしましょうか?

基本的にはお中元のお返しは不要です。

しかしお礼状は差し上げたほうがいいです。

お礼状だけでは物足りないと思ったなら、お返しを贈っても失礼にはなりません。

お返しの相場としては頂いた品物と同等額の商品を選びましょう。

頂いたものよりも高額なものをお返しすることは、お相手にとって失礼な行為となりますので注意してくださいね。

お返しを贈る時ののし紙は「お中元」でかまいません。

お中元を贈るのが遅くなった時には?

ついうっかりしていて、お中元を贈るのが遅くなった時にはどうしましょうか?

一般的にお中元を贈る時期というのは7月1日から7月15日の間になります。

この時期をすぎてしまった場合には、のし書きを「お中元」ではなくて他の言葉にしておきましょう。

7月16日から8月6日頃(立秋の頃)までなら、「暑中御伺(しょちゅうおうかがい)」と書いておきます。

立秋をすぎてしまったのなら「残暑御伺(ざんしょううかがい)」としておきましょう。

一番遅くても8月中にはお届けできるようにしてくださいね。

まとめ

お中元を贈る時には、お相手に失礼のないように気をつけなければなりません。

喪中の時は宛名に気をつけて無地のしをつけて贈りましょう。

お中元のお返しは特に必要ありませんが、お礼状は書いておきましょう。

もしお中元を贈るタイミングが遅くなってしまったら、のし紙に書く言葉を変えて贈りましょう。

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