マミートラックに乗りたい?乗りたくない?ワーママの最適な選択肢

マミートラック

マミートラックという言葉はワーママの間ではいい意味でも悪い意味でもささやかれているワーママの働き方を象徴した言葉です。

育休明けに待っているのは、ワーママが望んだマミートラックなのか、ワーママの意思に反したマミートラックなのか?

あなたのキャリアをこれからどう考えていくのか? 一度立ち止まって自分の立ち位置を確認してみましょう。

マミートラックのきっかけはやっぱり出産

マミートラックとは、子供を持つ女性たちの働き方で、子育てと仕事を両立できるのですが、昇進とは縁遠くなってしまうキャリアコースのことをいいます。

このキャリアコースの乗ることになるきっかけはやはり出産です。

マミートラックに乗ることによるメリットとデメリットをみてみましょう。

マミートラックのメリット

★子育てに重点を置ける

マミートラック

子供が小さいうちは急に熱を出したり、体調を崩したりと予測不可能な体調の変化が頻繁に起こる時期です。
マミートラックに乗っていれば、会社で任される業務は第一線のものではなく、サポート的役割のとなる業務を任されるケースが多いので、子供の体調急変に内奥できるための急な休暇も取りやすくなります。子ども中心にならなければならない時期は、マミートラックでしか働けないのも現実であると言えます。

マミートラックに乗ったからこそ仕事を続けられたという声も多いのです。
フルタイム&第一線で働くことをあきらめて、潔く時短勤務者になったりサポート側にまわったことで仕事と子育ての両立が上手く成り立つようになります

★夫のキャリアを守る

マミートラック

一家の大黒柱である夫は朝から晩まで働き詰めですし、収入面でも大きな支えになっているご家庭では、仕事もそう簡単に休んでもらうわけにはいきません
会社側は、第一線で働く者が家庭の事情でその都度業務を離れることに関してはあまり寛大ではありません。

家庭の事情が原因で業務に支障が出れば、評価が落ちてしまうことにもなりかねません。
男性にとって第一線から外されるというのは致命的なことで、昇給にも影響が出れば家計にも影を落とすことになります。

この点から、夫に仕事に専念させてあげるためは妻側が柔軟になる必要があるので、マミートラックに乗ることで夫のキャリアを守ることにもつながります

マミートラックのデメリット

▲昇進対象から外れてしまう

マミートラック

仕事に重点を置けない社員を昇進対象から外すということは、会社としても仕方のないことです。
就業中に家庭の事情が横入りしてくる状況は、業務に専念できない状態であることに変わりないので、会社側としても業務が滞ったりと少なからずの影響を受けます。

昇進するごとに受け持つ業務への責任レベルはもちろん高くなっていきます。
会社で責任ある立場に身を置くということは、自分の生活がほぼ会社ペース中心の生活になることへの覚悟が必要です。
子育てに重点を置けるマミートラックに乗った働き方では、一般的な昇進コースから外れてしまうのはいたしかたのないことです。

▲モチベーション低下

マミートラック

特に結婚や妊娠前までバリバリ働いていた女性に起こりやすいのが、マミートラックに乗った後のモチベーション低下です。
それまで仕事に打ち込んで、それなりの評価を受けることに喜びを感じていたのが、マミートラックに乗ったことをきっかけにその状態が一変してしまうからです。

会社内で重要視されなくなってしまったり、任せられていた職務を他の社員へ渡されてしまった挙句に重要度の低い職務を任されることで心にポッカリ穴が開いてしまうような心境に陥ることも。「自分はもっと仕事ができるのに、できるはずのことさえさせてもらえない」そんな状況から、仕事へ対する熱意を失ってしまうのです。

▲職場内でのストレス

マミートラック

子供が小さいうち、特に保育園や幼稚園へ通う時期は、園で病気をもらってしまい体調を崩したり熱を出したりが頻繁に起こります。
いつ園からお迎えを頼む電話がかかってくるか気が気でならない状態でワーママたちは働かなくてはなりません。

特に看護師を配置していない園では体調不良の園児を長時間預かることはできませんので、すぐさま迎えに行かなければならず、その都度早退させてもらったり、子供の回復に時間がかかれば休暇もとらなければなりません。その様子を職場の人間全員が理解の目をもって見ているとは限らないのです。
それによって大きなストレスを感じるようになってしまうワーママもたくさんいるのが現状です。

▲容易ではないマミートラック脱却

マミートラック

一度マミートラックに乗ると、そこから脱却して昇進コースへ戻れるかというと、そう簡単なことではありません。
「子供に手がかからなくなってきたから自分は以前と同じ態勢で仕事ができる」と思ったところで、会社は貴女に合わせてすぐに変わってくれることはありません。

1人昇進コースを外れれば、そこに新たに誰かを置くというのが通常の流れです。
つまり、元のポジションに戻りたくても戻れない状態になってしまうというケースがとても多いのが現状です。

マミートラックに乗りたいですか?乗りたくないですか?

子供に重点を置きながら仕事ができるマミートラック。
乗りたい人、乗りたくない人、その理由をみてみましょう。

マミートラックに乗りたい理由

  • 子供に何かあった時、早退や休暇をとりやすい。
  • 子育てで忙しいうちは第一線で働くプレッシャーから解放されたい。
  • 夫と自分で子育てを完全に50/50とはいかないから、自分側に子育てする余裕を作る必要がある。
  • 自分の親もまだ働いていて(または、高齢で)子供を預けることができない。
  • 子供を延長保育までかけて長時間預けたくない。

マミートラックに乗りたくない理由

  • 昇進コースから外れたくない。
  • 時短者になってしまうことで収入が減るのを避けたい。
  • マミートラックに乗ったとしても、早退や休暇をとる女性に対する目は厳しいことに変わりない。

マミートラックに乗るか乗らないかの判断を決定づけるのは?

マミートラック

子育てをしながら自分がどう働くことが可能であるか、家庭・会社のどちらともよく協議した上で乗るか乗らないか判断しましょう。

マミートラックに乗るか乗らないか、その判断としてはやはり第一に家庭の状況にあります。
夫が超多忙であったり、近くに頼れる親族がいないとなれば、どうしても自分の働く時間を短縮したり、早退や休暇をとりやすい状態にする必要がありますので、マミートラックに乗らざるを得ないと言えるでしょう。
もし、働き方を変える必要が無い条件が家庭側に十分に備わっているのであれば、無理にマミートラックに乗る必要はないとも言えます。

また、キャリア志向が強い人の場合、後々、第一線に戻る時期を会社との間で予め決めることができるのであれば期間を定めてマミートラックに乗ることを決めても良いでしょう。

マミートラックを乗りたいのなら上手に利用する

マミートラック

マミートラックに乗りたいのならば、その特権を上手に利用しましょう。マミートラックは、貴女がひとりで決めて乗るものではなく、会社側との合意で乗ることになります。
つまり、ワーママとして働きやすい条件・環境を会社側から与えられるということなのです。

子どもが理由で早退したり休暇をとったりすることを後ろめたく思う必要はありません。第一線から外れることで、子育てに心の余裕もできます。

また、残業が無いことや時短で働くことで子どもとの時間をうまく確保できます。マミートラックで上手に利用したいのは、何といっても与えられた時間の余裕です。

マミートラックに乗りたくないのならきちんと意思表示を

マミートラック

マミートラックに乗りたくないのであれば、乗る必要がない理由をまず会社側に伝えることです。

乗る必要がない理由としては・・・

  • 近くに自分の親がいて、子どもを預けることができる。
  • 保育園に預けるが、何かあった時は自分の親(または親戚)が代理でお迎えに行ける。

こういった状況下にいるのならマミートラックに乗る必要がありませんよね。

会社側としては、子育て中の女性社員をマミートラックに乗せることを「会社側の配慮」としてすすめることもあります。
子どもに何かあった場合に業務から離れやすくさせてあげるという配慮とともに、業務に影響が出る可能性を極力低くするための策でもあるのです。

子どもを理由に業務から離れなければならない事態がそう多く起こらないことがわかれば、会社側も無理にマミートラックを推奨することはないでしょう。

まとめ

ワーママにとって、マミートラックに乗るこということは働きながら子育てに重点を置けるという特権です。

マミートラックに乗ることにはメリット・デメリットともにありますが、メリットである「時間の余裕」を子どもと家庭のために上手く利用しましょう。

マミートラックに乗るのであれば、脱却する時期をしっかり決めて会社側に意思を伝えておくことがキャリア復活のためには大切なことです。