朝活をしてみたいけど、いつも時間に追われているワーママにとっては、時間の捻出が難しいと思いがちです。
でも朝活には無数のメリットがあります。自分の生活サイクルを見直して、朝活時間を作ってみませんか?
子育てに忙しいからこそ「自分と向き合う時間」は大切です。朝活をしようと思っているワーママはぜひ参考にしてください。
目次
朝活がおすすめの3つの理由
朝活がおすすめなのにはもちろん理由があります。
たくさんのメリットがある中でも、代表的なものを3つ挙げてみました。
自分ひとりの時間を持てる
夫や子供が起きてくると、もう自分ペースで何かをするのはかなり難しいことです。
ワーママの多くが抱いている不満は「自分の時間がない」ということ。
やっと自分の時間ができる頃といえば、夫と子供が眠りに就いた夜遅くからになっていませんか?
夜な夜なひとりの時間を楽しむワーママもたくさんいますが、翌朝は寝不足で活力がわかずに後悔することになりかねません。
こうなると、新たな不満やストレスにつながってしまうので、夜更かしによって自分ひとりの時間を確保するのは避けたいですよね。
それじゃあどうしましょうか?
そこで取り入れたいのが「朝活」です。朝、誰よりも早く起きることでも自分ひとりの時間を確保することができます。
朝のひとりの時間を有効に使うことによって、気持ち良く1日をスタートさせることができます。
脳がクリアで思考がはかどる
「できる人」は朝活をしているとも言われています。
早起きをすることによって、脳も早く起こすことになります。
個人差はありますが、起床後しばらくは脳が眠りからしっかりと目覚めないため、思考力は低下しがちです。
多くの人が頭が何となくボーっとした状態で通勤し、職場に着いてもしばらくは頭が冴えなくてなかなか仕事のペースをつかめない、エンジンのかかりにくい状態だったりします。
実際に脳が最も活発に働きだすのは、起床後3~4時間と言われています。
ということは早く起きることで就業時間には脳がクリアな状態になっていると仕事の能率アップが図れるということですね。
子育てに忙しい時期は仕事だけに身を捧げることはできませんが、労働対価を得ている以上は仕事にも責任があります。
子育てと仕事の良いバランスを保つためにも仕事の能率をアップさせて、時間内に仕事を終えて家路につくことがベストです。
朝活は脳を効率よく働かせるために最適な方法です。
体調が整う
早起きをして朝早くから活動的な1日を過ごしている人ほど体調が良く、不思議と「疲れた」という言葉やぐったりとした様子があまり見られません。
なぜなら、早起きをすることで身体のリズムを整えることができるからです。特に朝にしっかり太陽の光を浴びている人はとても元気です。
太陽の光には自律神経を活性化させる効果があるので、その恩恵を受けているからですね。。
自律神経が活性化されると身体のリズムが整い、食事や睡眠のリズムも正常化されて健康的な生活を送ることができます。
しかし、これは良質で十分な睡眠があってからこそ。
太陽の光を気持ち良く感じない場合は睡眠が十分でない証拠ですので、まず夜しっかり寝ることから始めましょう。
ワーママでも無理のない朝活のポイント
忙しいワーママでもできる無理のない朝活のポイントをみてみましょう。
朝活をするための条件や、朝活効果をより高めてくれる方法を知ることで、より良く朝活を行ないましょう。
質のいい睡眠を心掛ける
早く起きることでまずは睡眠のリズムが整ってきます。朝早く起きれば夜にちゃんと眠くなってスムーズに入眠できるので、夜更かしをすることも少なくなります。
私たちの身体をコントロールしているホルモン(成長ホルモンや性ホルモン)が分泌されるゴールデンタイムは深夜10時~2時と言われています。
この時間帯に睡眠がとれていないとホルモンバランスを崩す原因となり、体調不良だけでなく肌のターンオーバーが乱れて肌の調子まで崩れてしまいやすくなるのです。
また、ホルモンバランスが崩れると自律神経失調症を起こしてしまい、常に身体に何らかの異常があるような状態になってしまいます。
早起きをして、良質な睡眠と十分な睡眠時間をとれるようなリズムを作りましょう。
朝起きたらまずストレッチ
朝起きたらそのままベットの上でストレッチを始めます。朝のストレッチで快適な1日を過ごすことができます。
ストレッチは長時間する必要はありません。5~10分ほどかけて、深く呼吸しながら全身の筋肉をゆっくりと伸ばしてあげるだけで大丈夫です。
朝のストレッチ効果
朝のストレッチで感じられる効果は大きくわけて3つあります。
★頭をスッキリ
ストレッチは血流を良くしてくれます。脳の血流も良くして酸素をしっかり運んでくれるので、頭がスッキリして身体がしっかり目覚めます。
★自律神経を整える
起床時には身体は大きなストレスを感じます。これは「コルチゾール」というストレスを与えるホルモンが分泌されるためです。このストレスを解消するためにもストレッチが有効で、ゆっくり呼吸しながら行なうと身体が再びリラックスした状態に戻ります。
★基礎代謝アップ
基礎代謝をアップさせることもストレッチの効果の1つです。朝にストレッチを習慣的に行なうことで、基礎代謝をアップさせて痩せやすい体質づくりができます。ストレッチ自体の運動効果は低いのですが、ストレッチ後の基礎代謝が上がった身体で活動をすると脂肪を燃焼しやすくなります。
早起きできない時は朝活を休む
日によっては夜遅くまでかかって家事をすることもあったり、それによって睡眠時間が削られてしまうこともあります。
そんな状態で早起きをすると体調不良につながり逆効果となってしまいます。
また、体調がすぐれない時も無理に早起きをするのは良くありません。
朝活の継続は大切なことですが、それよりも大切なのは体調管理。
身体にムチを打ってまで朝活を徹底する必要はありません。
朝活をするためには、十分な睡眠と朝活をするのに無理のないコンディションが必要条件です。
身体に無理を感じる時は、頑固にならず、素直に朝活を休みましょう。
朝活は子育てと両立できます
朝活は子育てにも良い影響があります。なぜなら、親が早起きすれば、子供も早起きをする習慣が身につくからです。
この習慣を身に付けることで子供の生活リズムが乱れにくくなり、整った食事・睡眠のリズムを保つことができますので、子供の良質な成長をサポートしてくれる効果大です。
子供のうちに早起きの習慣を身に付けておくことで、大人になってからも生活習慣が乱れにくく、仮に乱れてしまっても早く元に戻すこともできるようになります。
また、起床時のストレスから既に開放されて思考がクリアになった状態で子供と顔を合わせることは、ママにとっても子供にとってもとても良いことです。
朝から親のイライラを見ることは、子供にとっても大きなストレスとなりますよね。
朝、元気な明るいママを見ることは子供の1日の始まりをハッピーにしてくれる効果がとても高いのです。子供にとっては、これが将来のためにも良いお手本となるでしょう。
まとめ
朝活によって得られるメリットはたくさんあります。
自分ひとりの時間の確保や体調を整えるだけではなく、子供が早起きをする習慣を身に付けることにもつながります。
朝活をするためには、まず十分な睡眠と朝活をしても大丈夫な健康状態が必要です。
良い朝活を行なうためには、厳しくなり過ぎず、無理な時は必ず休みましょう。