RSウイルス赤ちゃんの熱はいつまで続くの?下げる対処法は?

RSウイルス

秋が始まるとともに猛威を振り始めているRSウイルス。赤ちゃんから大人までかかる感染症です。鼻水、咳、熱などの症状があり、38度以上の高熱を出すこともあります。

赤ちゃんが発熱した場合、いつまで続くのか下げるための対処法はあるのか調べてみました。

  

RSウイルスにかかった赤ちゃんの熱はどれくらい?

RSウイルス感染症は、呼吸器系の感染症なので、初期症状は鼻水そして咳がでます。

普通の風邪と間違えやすいですが、高熱が出たり、肩で息をするようになったり、呼吸時にゼーゼーと音がするようになればRSウイルスに感染しているかもしれません。

赤ちゃんの場合は、重篤化しやすいので早めに病院で受診しましょう。

発熱があるときには、38度~39度の高熱になります。

高熱が出始めると細気管支炎や気管支炎、肺炎にまで症状が進んでしまう症例がRSウイルス患者全体の3割にものぼります。

特に生後6ヶ月以内の乳幼児の場合は、入院治療が必要になるほど、重症になることがあります。

赤ちゃんといえば生後半年は母乳の免疫があるので、病気にならないと安心しがちですが、このRSウイルスには残念ながらその免疫は通用しません。

生後3ヶ月~6ヶ月の頃は、お母さんからもらっている他の免疫もなくなってくる頃なので、赤ちゃんの免疫力は落ちてきています。

その時期にRSウイルスにかかると重篤化しやすいのは、そういうところにも原因があります。

RSウイルスの熱はいつまで続く?

RSウイルスで発熱すると、38~39度の高熱が出ることがあります。

だいたい数日から1週間程度の熱が続いて、段々と軽くなっていくのですが、赤ちゃんの高熱が続くと心配ですよね。

最初の数日は高熱のために機嫌が悪くて、ぐずることが多くなります。

熱が高い間は食欲もなくて、水分を取るのがやっとかもしれません。

RSウイルス感染症にかかったら、対処療法で治療をするしかないので、お医者様の指示のとおりにケアをしてあげましょう。

RSウイルスの熱を下げる対処法

RSウイルスには抗生物質が効かないので、高熱が出た時の対処法としては、病院で処方される解熱剤で様子を見ます。

そして熱で脱水症状を起こしやすくなるので、水分補給をこまめにしてあげましょう。

飲みやすい経口補水液や赤ちゃん用のポカリスエットにしてあげると水分を取りやすくなります。

どうしても水分が取れない場合は、すぐに病院に行って点滴をしてもらうか、先生によっては入院が必要と判断されることもありますので、その指示に従います。

赤ちゃんの場合は体が小さいので、ちょっと水分が足りなくなっただけですぐに脱水症状を起こしてしまいます。

早め早めの判断をして、赤ちゃんの体力が奪われないように気をつけてください。

熱を下げる方法としては、解熱剤の他にもグッズを冷えピタや熱さまシートのような冷却シートを使います。

一番効率的に体温を下げるためには、大きな血管が通っているところを冷やすことが必要です。

その場所は脇の下足の付け根になります。

そこには太い血管が走っているので、冷やすことによって冷やされた血液が全身を巡って、体温を下げていきます。

赤ちゃんの場合は、熱が上がってきてしんどくなったり、逆に熱が下がってきてもう冷やさなくていいなどの判断ができないので、こまめに体温をチェックしましょう。

まとめ

RSウイルス感染症は、小さな子どもがかかると重症化することがあるので、注意が必要です。

特に発熱している時には、熱の具合によって家での看病が限界だと思ったら、入院も視野に入れてください。

赤ちゃんは自分で症状を訴えることができないので、こまめに様子をチェックするようにしてくださいね。

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