キャビテーションをエステで初めて受ける時、気になるのが食事のことです。
キャビテーションを受ける時に食事制限はあるのでしょうか?
施術前の食事で気をつけること、施術直後の食事で気をつけることをまとめてみました。
キャビテーションって食事制限をする必要はあり?
キャビテーションは、運動や食事制限をしなくても痩せられる痩身施術です。
脂肪の多い箇所に超音波をあてることで脂肪を溶かすことができますので、代謝を上げて脂肪を燃焼してくれます。
しかし、キャビテーションの施術前後の食事はタブーとされています。
キャビテーションを受けると、急激に体脂肪が減少するため、身体は不足した脂肪を蓄えようと食べた物からの栄養吸収率を高めてしまうからです。
キャビテーション前の食事の注意点
キャビテーションを受ける前に食事をとることはOKですが、2時間前までに食事を終えることがベストです。
食事すぐにキャビテーションを受けると、特に腹部周辺の施術や、うつ伏せになった時に胃を圧迫して気分が悪くなる恐れがあります。
一般的には施術前30分~施術後2時間に食事をとらないようすすめられていますが、腹部にかかる負担などまで考えると施術前後2時間がより安全です。
また、食後から1時間ほどは血糖値が高くなっている関係で、キャビテーションの効果が脂肪ではなく、食べた物のエネルギーの消費の方へまわってしまうため、体脂肪の方へうまく効果を出せなくなってしまいます。
血糖値は食後1時間~2時間で通常の値に戻ります。
キャビテーション前に適度な水分を摂るのは代謝にとって良いことですので、糖分が含まれていないミネラルウォーターやお茶を飲みましょう。
キャビテーション直後の食事の注意点
キャビテーション後は体脂肪の急激な減少により、脳が「飢餓状態になった」と勘違いして、食べ物から脂肪分を余計に取り込もうとする働きを起こします。
これは、私たちの身体にもともと備わっているホメオスタシス(恒常性=身体の状態を一定に保とうとする)によるもので、食事制限によるダイエット中でも体重が減らない停滞期を起こしたり、リバウンドを起こす原因にもなっています。
つまり、キャビテーション直後に食事をとることは太りやすい状態となっています。せっかくのキャビテーションの効果を無駄にしてしまうことになるのです。
施術後2時間ほどがキャビテーションの効果による脂肪分解のピーク時なので、カロリーのあるものは極力控えましょう。
まとめ
食事制限の必要が無いと言われるキャビテーションでも、施術前後の食事には注意が必要です。
特に注意するべき点は、前後にとる食事の時間です(施術の2時間前まで・施術の2時間後から)。
食後すぐに施術を受けると、血糖値が高くなっている関係でキャビテーションの効果を体脂肪に発揮させることができなくなります。
キャビテーション直後は脂肪分解が行なわれながらも、体脂肪の急激な減少により脳が飢餓状態になったと勘違いを起こすため食事をとると余計に脂肪を取り込んでしまう現象が起こりやすくなります。